大失恋ストーリー107(卒業論文) | ☆ココロ開くまでアシ開かんやろ、やっぱ☆

大失恋ストーリー107(卒業論文)


☆ココロ開くまでアシ開かんやろ、やっぱ☆-卒業論文(大失恋ストーリー)

12月になってすぐくらいに

大学の研究室の教授から呼び出しをくらった…

「あなた!このままだと卒業論文が間に合わないわよ!」




忘れとった…汗

っていうか私はダメ学生やったから

卒論がめんどくさくてたまらんかったから

見て見ぬふりをしとったんよね…




普段温和な性格の教授が結構お怒りモードやったから

ほんまに間に合いそうになかったんかも・・・汗

って他人ごとやったんやけど

いざ卒論にとりかかってみるとよく分かった…




ヤバい…これはマジで卒論間に合わへん…

このままやと卒業でけへんかもしれん…




恋愛のことも大切やけど

学費を払って仕送りもしてくれよる両親の顔が浮かんで

私はそこからムチャクチャがんばって卒論をした。

4年間も学生で自由にさせてもろぉとって

卒業できませんでしたなんて親にはよう言わん!




私って集中すると人の何倍もやってしまう性分やから

あのときは一生分の集中力を使ったんやないかってくらいに

卒論に没頭してがんばって間に合わせたんよ。




お陰で彼に会われへん寂しさに

ひたすら浸りまくってボーーっとせずに済んだし

これはこれでよかったんやないかなぁって

今になっても思うんですわぁ…



そして卒論がなんとか卒業までに間に合いそうやという

目処が立ったのはちょうどクリスマスイブの日やった…


続く…


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