大失恋ストーリー107(卒業論文)
12月になってすぐくらいに
大学の研究室の教授から呼び出しをくらった…
「あなた!このままだと卒業論文が間に合わないわよ!」
忘れとった…汗
っていうか私はダメ学生やったから
卒論がめんどくさくてたまらんかったから
見て見ぬふりをしとったんよね…
普段温和な性格の教授が結構お怒りモードやったから
ほんまに間に合いそうになかったんかも・・・汗
って他人ごとやったんやけど
いざ卒論にとりかかってみるとよく分かった…
ヤバい…これはマジで卒論間に合わへん…
このままやと卒業でけへんかもしれん…
恋愛のことも大切やけど
学費を払って仕送りもしてくれよる両親の顔が浮かんで
私はそこからムチャクチャがんばって卒論をした。
4年間も学生で自由にさせてもろぉとって
卒業できませんでしたなんて親にはよう言わん!
私って集中すると人の何倍もやってしまう性分やから
あのときは一生分の集中力を使ったんやないかってくらいに
卒論に没頭してがんばって間に合わせたんよ。
お陰で彼に会われへん寂しさに
ひたすら浸りまくってボーーっとせずに済んだし
これはこれでよかったんやないかなぁって
今になっても思うんですわぁ…
そして卒論がなんとか卒業までに間に合いそうやという
目処が立ったのはちょうどクリスマスイブの日やった…
続く…